日々の雑感

私が毎日見たり聞いたりしたものに対して思ったことを書き連ねていきます。

不要不急の街

今日は所用で田町まで出たので久しぶりに秋葉原へ寄って昼食をとった。

久しぶりと言っても1か月ぶり程度なのでそこまで長い間行っていなかったわけではないが、それでも街の様子は一変していた。まず駅を出て初めに目に入るラジオ会館は閉まっていて、めいどりーみんの歌も聞こえてこない。アトレも外壁に幕がかかっていた。人通りも少なく、どこか活気に欠けていた。

そんな中ひときわ目立っていたのが街で客寄せをしているメイドだった。といっても彼女らも通常よりは少なかったが、相変わらずぽつりぽつりと等間隔で立っていて、待ちゆく人に変わらず声をかけている。

初めて秋葉原へ行ったときには大変びくびくしながらその横を通り過ぎた彼女たちが今は少しだけ頼もしく見える。店の方も自粛なんていていたら早晩つぶれてしまうような自転車経営なのだろう。国からは見捨てられそうだが、踏ん張って、頑張れ。不要不急の街。